サロン経営には価格よりも、コンセプトに共感するお客様が大切!

サロン経営において、価格競争に巻き込まれるのは避けたいものですよね。

価格で勝負すると、
安い価格を求める顧客に依存することになり、
利益を維持できなくなる可能性があります。

また、価格が下がれば、
その分だけ販売数量を増やさなければならなくなり、
サロンの品質や提供するサービスが犠牲になる可能性もあります。

一方、コンセプトに共感するお客様を集めることで、
サロンの独自性やブランド価値を高めることができます。
コンセプトに共感するお客様は、
価格だけでなくサロンの理念や価値観に共感し、
リピート率や口コミにつながりやすくなります。

また、コンセプトに共感するお客様にとっては、
サロンに行くこと自体が一種のライフスタイルや文化になるため、
リピートやファン化がしやすくなります。

目次

「価格で勝負する」ではなく、「コンセプトで勝負する」理由とは?

「価格で勝負する」ではなく、「コンセプトで勝負する」理由は、
お客様が価格よりもサロンの特徴や魅力を重視するようになるからです。

価格が安いからという理由で来たお客様は、
リピーターになりにくいのはもうご存知でしょう。

一方で、コンセプトに共感したお客様は、
価格よりもサロンの特徴やコンセプトに価値を見出してくれます。

そして、コンセプトに共感するお客様は、リピートする可能性が高く、口コミで広がることもあります。

つまり、コンセプトによる差別化は、
お客様のファン化につながり、長期的な成功につながる
ということです。

価格で勝負すると得られるお客様と、
コンセプトで勝負すると得られるお客様の違い

価格で勝負すると得られるお客様は、
主に「値段が安いから」という理由だけでサロンを選ぶ人が多いです。
そのため価格はもちろん、割引やお得に敏感な人が多くいます。

一方、コンセプトで勝負すると得られるお客様は、
サロンの理念や価値観に共感し、
長期的な関係性を築きたいと思っている人が多く、
価格よりも品質やサービス、雰囲気などに重点を置いている傾向があります。

価格で勝負する場合は、競争が激しく、
結局、勝つのは最安値の場所です。
これでは利益率が低下してしまいます。

コンセプトで勝負する場合は、
独自性やブランド価値が高まり、
より高い単価で提供することができる
ため、
利益率の向上につながる可能性があります。

売上UPコーチ

また、価格で勝負する場合は、リピート率が低く、一度きりの利用になりがちですが、コンセプトで勝負する場合は、リピート率が高く、長期的な顧客関係を築くことができます。

さらに、コンセプトで勝負することで、お客様の満足度が高まり口コミでの広がりが期待できるため、集客効果も高くなります。

このように、
価格で勝負するのではなく、
コンセプトで勝負することが、サロン経営において重要な理由となります。

サロンのコンセプトを明確にし、それに合わせた集客方法を考える

調査

サロンのコンセプトを明確にすることは、
お客様に対して「何を提供するか」を明確にすることです。

まずは、自分たちが提供するサービスや商品の特徴を明確にしましょう。

例えば、
「オーガニック素材を使用したナチュラルなスキンケアを提供するサロン」というコンセプトであれば、
オーガニック素材の特徴や効果を詳しく説明し、
そのコンセプトに共感するお客様に向けた集客方法を考えることが大切です。

具体的な集客方法としては、
SNSを活用した情報発信やブログの更新、メールマガジンやDMの配信、口コミの活用などがあります。また、そのコンセプトに合ったイベントやセミナーを開催し、お客様に直接体験していただく機会を作ることも重要です。

さらに、コンセプトに合ったディスプレイや店内の雰囲気づくりも重要です。
例えば、ナチュラルなスキンケアを提供するサロンであれば、自然素材を使用したインテリアや、グリーンを取り入れた店内にすることで、コンセプトをより明確にお客様に伝えることができます。

集客方法を考える際には、お客様がどのようなニーズや要望を持っているのかをよく理解し、それに合ったコンセプトと集客方法を考えることが大切です。そして、コンセプトに合った魅力的なサロンを作り上げることで、お客様の満足度やリピート率を高めることができます。

コンセプトに共感するお客様とのコミュニケーション方法とは?

コンセプトに共感するお客様とのコミュニケーションには、以下のような方法があります。

1. SNSを活用する

お客様が利用しているSNSに積極的に投稿しましょう。コンセプトに関連する情報や商品紹介、美容に関する情報を発信することで、お客様との距離感を縮めることができます。

2. イベントを開催する

コンセプトに合わせたイベントを開催することで、お客様とのコミュニケーションを深めることができます。例えば、オーガニック素材を使ったコスメやヘアケア商品を扱うサロンなら、オーガニックマーケットを開催するなど、自分たちのコンセプトに合わせたイベントを企画しましょう。

3. メールマガジンやDMを活用する

お客様に向けた情報を配信することで、コミュニケーションを図ることができます。コンセプトに関する情報や商品情報、美容に関する情報を提供しましょう。また、お客様からの質問や要望に迅速に対応することも大切です。

4. カウンセリングを大切にする

お客様とのカウンセリングは、コンセプトに共感するお客様とのコミュニケーションを深めるための重要な機会です。お客様の要望や悩みをしっかりと聞き、コンセプトに合わせたアドバイスを行いましょう。お客様が自分たちのコンセプトに共感することで、リピート率も上がります。

以上が、コンセプトに共感するお客様とのコミュニケーション方法になります。

コミュニケーションを大切にし、
お客様との距離感を縮めることで、
コンセプトに共感するお客様との関係を深めることができます。

あなたのコンセプトと会わない人をサロンに招いてはいけない

もし、あなたが招待できないようなお客様を相手に施術をしているとしましょう。

その時のあなたの対応はどうでしょうか。最大限の仕事ができていますか?

イライラする…
気を使い過ぎて疲れ果てる…

このようなお客様を施術している時は、
相手も満足していませんし、お互いにとっても意味がない時間を過ごしてしまうことになります。

お客様に対して、
最大限の仕事ができていないのであれば、誠実ではありません。

もし、全力を出せないお客様がいるなら、
そのお客様に対して最大限の仕事のできる方に紹介することも大切
です。

また、お客様はあなたのサロンの広告塔です。

あなたに代わってサロンの口コミをしてくれ、
あなた自身やサロンを他のお客様にオススメしてくれます。

あなたが最大限のチカラが発揮できるお客様を全力でキレイにしているなら、
あなたがお願いしなくても、紹介をいただくこともあるでしょう。

ここで、間違ってはいけないのが、
「価値のないお客様が悪い」という話ではなく、
お客様によっては自分に合わない場合もあるということです。

私も、誠実な仕事ができず、失敗した経験があります。
今思えば、話を進めるべきではなかったと思っています。
イライラしたり、不安になりながら精神的に疲弊し、
お客様に全力の仕事を提供できなかったことがありました。

その経験から、
私が全力を出せるお客様は、約束や期日を守る。敬語はもちろん、人を選ばず、気遣いやおもてなしの言葉や対応がでること。自ら考えることを止めないこと。(細かいところは除きます)ができるお客様です。

あなたはどうでしょうか?
コンセプトに合わないお客様、
あなたが全力を出せるお客様をしっかりと見極めるようにしましょう。

コンセプトを大切にすることがもたらすメリット

コンセプトを大切にすることは、
お客様にとっての魅力や特徴を明確に伝えることができます。

それによって、自分たちが提供する価値を理解してくれるお客様が集まります。

コンセプトに共感するお客様が集まることで、
サロンの価値やブランドイメージが高まり、集客効果やリピート率UPにつながります。

また、コンセプトを大切にすることで、
サロンの方針やスタッフの心構えが統一され、
組織としてのまとまりや安心感をお客様に与えることができます。

さらに、
コンセプトを活かしたオリジナル商品やサービスを提供することで、
他店との差別化を図り、競合優位性を獲得することができます。

これだけのメリットがコンセプトを作ることでできます。
価格で競争をしてしまっている、巻き込まれているならぜひ、
コンセプトの重要さを理解して、さっそく見直してみることをオススメします。

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